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音や光が溢れる空間に、銀座メゾンエルメスでキュレーターのマチュウ・コプランによる日本初の展覧会

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fashionsnap
掲載日
2021/04/05

 銀座メゾンエルメス フォーラムが、イギリスを拠点に活動するキュレーターのマチュウ・コプラン(Mathieu Copeland)による日本初の展覧会「エキシビジョン・カッティングス」を開催する。会期は4月23日から7月8日までで、入場は無料。



  マチュウ・コプランは1977年に生まれ、2003年にキュレーターとしての活動を開始。伝統的な展覧会の役割を覆し、認識を刷新することで新たな体験や知覚を提案する活動を行っている。2009年にポンピドゥセンターで開催した共同キュレーションの展覧会「Voids, A Retrospective(空虚、回顧展)」では、ギャラリーの空間を空にすることを試みたアーティストの展覧会を回顧展形式でまとめ、2016年に開催した単独キュレーション「A Retrospective ofClosed Exhibitions(閉鎖された展覧会の回顧展)」では、アーティストが表現の一環としてギャラリーやスペースを閉鎖した展覧会を取り上げた。

 同展では、カッティングという言葉の持つ意味にフォーカス。植物の「挿し木・接ぎ木」という意味と、新聞などの切り抜きや映画の編集作業という2つの意味から空間を構成する。

 「挿し木・接ぎ木」をテーマにした空間では、音を主軸に制作パフォーマンスを行う西原尚と共に、音に満ちた空間を演出。ギャラリー内に自然光を溢れさせ、中心に植物を設置して育成する。全6曲の楽曲は、ミニマル・ミュージック、実験音楽、映像や写真を手掛けるアメリカ人アーティストのフィル・ニブロック(Phill Niblock)が同展のために書き下ろしたもので、その内の1曲には日本のヴォーカルグループヴォクスマーナ(Vox humana)がパンデミック中に録音したものを採用した。

もう一つの空間では「A Retrospective of Closed Exhibitions(閉鎖された展覧会の回顧展)」をドキュメンタリー映像として紹介。昨年から続く新型コロナウイルスの流行を理由に多くの文化施設で閉鎖が余儀なくされたことを背景に、映像を通してアーティストの芸術行為や自らの決断で展示を閉鎖した歴史とその意味を問い、アートの展示空間における制度の限界や議論の再構築を試みるという。
■「エキシビジョン・カッティングス」 マチュウ・コプランによる展覧会

会期:2021年4月23日(金)〜7月18日(日)
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム 8階
住所:東京都中央区銀座5-4-1
開館時間:11:00〜19:00(最終入場19:30)
定休日:エルメス銀座店の営業に準じて不定休
入場料:無料

電話:03-3569-3300
展覧会ページ

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