2018/06/12
仏政府のファッションブランド支援プログラムがスタート、「ケンタマツシゲ」も選出
2018/06/12
フランスの文化省が、国内に拠点を置くファッションブランドを支援するプログラムを開始した。合計30万ユーロ(約3900万円)の助成金が用意され、対象ブランドのプロジェクトに対し、最大で1件あたり2万ユーロ(約260万円)が支給されるという。フランスを拠点にした設立後2〜5年の会社が対象で、今回は16ブランドが選出された。

パリ ファッションウィークでも注目の若手「アヴォック(Avoc)」、様々なコラボレーションでも話題となった旬のジュエリーブランド「シャルロット・シェネ(Charlotte Chesnais)」のほか、「コシェ(Koché)」や「アールト(Aalto)」、「ニウク(Nïuku)」、「イコサエ(Icosae,)」、「コラリー・ミラベル(Coralie Marabelle)」、「ジュルネ(Jour/Né)」、「アトリエ・バルタヴェル(Atelier Bartavelle)」、「マリー・マロ(Marie Marot)」、「マザリン(Mazarine)」、「プロエーム・ド・パリ(Proêmes de Paris)」、そしてアクセサリーでは「ソロヴィエール(Solovière)」、「ド・リガー・エ・デストレ(De Rigueur et D’Estrëe)」といったブランドが選出された。また、日本人デザイナーの松重健太がパリで立ち上げた「ケンタマツシゲ(Kenta Matsushige)」の名前も。
助成金支給には、コレクション発表やデジタルコミュニケーションへの使用が条件になる。さらにビジネスプランに沿った投資が必要となるが、対象ブランドはエキスパートによる1年間のコーチングを受けることができる。
(2018年6月12日現在、1ユーロ=130円で換算)
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