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2019/04/23
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渋谷と丸の内のビューティートレンドをカネボウが比較、20年間でメイクは柔らかい印象に

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fashionsnap
掲載日
2019/04/23

 カネボウ化粧品美容研究所が、「平成最後のリアルビューティレポート」を発表した。2019年1~2月と、20年前にあたる1999年2月それぞれの時代から、渋谷と丸の内を象徴する女性像をエリア別で比較したもので、両エリアともにこの20年間でメイクが柔らかい印象になったという。

Image: カネボウ化粧品美容研究所


 "ギャル文化"が生まれた1999年当時の渋谷では、日焼け肌にハイライトをきかせ、角度のついた細い眉、ブルーやシルバーの目元、血色感のない唇といったメイクにブリーチやメッシュの髪色を合わせるなど、当時カリスマ的存在だった歌姫のファッションやメイクを真似る女性が続出。一方で、最近は韓国のドラマや歌手などから影響を受けていると思われるメイクが目立っており、白く仕上げた肌や、ストレートで眉尻が下がった眉、上下にオレンジや赤系のアイシャドウをのせた目元に仕上げ、そして唇にはややマットでダークなローズ系の赤い口紅をつける女性が増えているという。いずれの時代も憧れの存在に近づきたいという意識でメイクを行っていることがわかった。
 
 渋谷に比べて年齢層が高く、落ち着いた雰囲気の女性が多い丸の内エリアでは1999年当時、金融系企業が多かったことからマットな肌と角度のついた細い眉、ローズ系の口元やパープルのアイシャドウといった作りこんだエレガントなメイクが目立ったが、最近はナチュラルな肌に自然な太さのストレート眉、ピンクベージュ系の目元や口元に仕上げ、頬にはさりげない血色感を加えたメイクが主流に。この20年間でエレガントな女性像から適度に力の抜けた女性像へと変化した。

 同研究所は、この20年間で大きな自然災害が幾度となく起きたことが影響し、女性の気分に変化が生まれ、メイクにも反映されたのではないかと分析。また、目元や口元にはエリアごとで特徴が見られたが、眉は他のパーツとは異なり大きな差が見られず、時代によって同じような眉表現になっていることが分かった。
 
 今後は日本で東京オリンピックなどの世界規模のイベントが予定されていることから、多くの国や地域の文化に触れる機会が増え、イベントに向けた期待感や気分の高まりから一時的に力強さや華やかさがファッションやメイクに表れると予測している。将来的には、加速するグローバル化の影響からメイクは国籍や性別を超えた融合がさらに進むという。


 
■調査概要
手法:ストリート調査
時期:1999年2月、2019年1~2月
エリア:渋谷及び丸の内
対象:時代を映すおしゃれな街ゆく人

 

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