開業から5年目を迎える「あべのキューズモール」が、初の大規模リニューアルを実施する。新規テナント42店舗とリニューアルする52店舗の合計100店舗が3月上旬から順次オープン。「ディズニーストア」や「どんぐり共和国」の新規出店などファミリー層に向けたサービスを拡充し、大阪府下最大級の地域密着型ショッピングセンターを目指すという。

　同施設が立地するあべの・天王寺エリアは、「あべのハルカス」など新たな観光スポットが誕生したことで開業時と比べて周辺環境が大きく変化。売 上高・来場客数ともに好調だが、顧客ニーズの変化に対応するためリニューアルが決定した。15店舗がリニューアルオープンする 「Shibuya109abeno」と新しく出店する「ビックカメラ」を核テナントに、ファッション・トレンド性の強化とファミリー向けコンテンツを拡充 したMdで構成したという。

　リニューアルでは既に出店している「ユニクロ」や「ザラ」に加え、「アメリカン イーグル アウトフィッターズ（American Eagle Outfitters）」や「フライング タイガー コペンハーゲン（Flying Tiger Copenhagen）」といったファストファッションの大型店や雑貨専門店を拡充。「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング（United Arrows Green Label Relaxing）」や「A|X アルマーニ エクスチェンジ（A|X Armani Exchange）」、「ティーケー タケオキクチ（Tk.Takeo Kikuchi）」などの出店によりファッション・トレンド性を強化する。また既存の「ワンピース麦わらストア」に加え「スヌーピータウンショップ」や 「ディズニーストア」、「どんぐり共和国」などのキャラクターショップも開き、ファミリー向けコンテンツも充実させる。

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