LVMHグループが出資するファッション商品の検索エンジン「リスト（Lyst）」が、2億人以上のユーザーによる検索データを基にした2022年のファッショントレンドを発表した。2022年の最もブレイクしたブランド「Brand of the Year」には「ミュウミュウ（MIU MIU）」が選出された。

　ミュウミュウはviral mini skirtやWander bagといったアイテムが人気を集め、リストにおける同ブランドの検索数は前年比で34％増加。メンズラインが復活した2022年秋冬コレクションと2023年春夏コレクションはTikTokで2300万回以上再生され、ランウェイショーも注目を集めた。「Logo of the Year」には、「ディーゼル（DIESEL）」を選出。同ブランドでは新たなアイコンバッグ「1DR」が人気を博し、リストの2022年第1四半期における注目のブランドリストでは15位にランクインした。

　「Collabo of the Year」は、2022年夏に発売された「ナイキ（NIKE）」と「ジャックムス（JACQUEMUS）」によるコラボレーションコレクションが獲得。同コラボの発売前後で、リストにおけるジャックムスの検索数は55%上昇した。アイテム別では2022年の最もブレイクしたスニーカーとして「ビルケンシュトック（BIRKENSTOCK）」の「BOSTON CLOG」、最もブレイクしたバッグとして「プラダ（PRADA）」の「Re-nylon Re-edition 2000 ミニ バッグ」を選出。今後注目すべきブランドには、ニューヨークを拠点に活動するブランド「ルアール（LUAR）」を取り上げた。

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■Lyst：公式サイト