2010/11/05
ニューヨーク市アパレル業界をサポート
2010/11/05
ニューヨーク市長マイケル・ルーバンス・ブルーンバーグ氏は同氏のアパレル業界をサポートするための6つの案を発表した。ニューヨーク市のアパレル市場は550億ドルの市場価値がある。同氏には若いデザイナーが数多く住んでおり、アメリカ国外で盛んにチャレンジする企業が多くある。
計画の第一ステップとして提案されたのが若いデザイナーと小売業者を更に教育するためのニューヨーク市アパレル基金とアパレル機構の設立だ。そしてコンテストを開く。勝者デザイナーがマーケティング部門でのアシスタントとサポートを受け取ることができ、自身のテンポラリー・ヴェンチャー企業を設立できるポップアップ・プロジェクト。そして三つ目の提案は「ニューヨークシティー・ファッション・ドラフト」。世界中からファッション学校の学生が集まりプロと対面できる場を与えることを狙いとしたスペシャルウィーク・イベントの開催だ。
ニューヨークシティー・ファッション・キャンパスは業界の有名人を講師に招きニューヨーク市のファッションシーンの様々な点に焦点を当てたセミナーを開催する。5つ目のアイディアは「ニューヨークシティー・ファッション・フェロウ」という名の寄付金制度で30人もの人が自身のビジネスをスタートするのに援助とコンタクトを得ることができる。最後に「デザイナーズ・アズ・エンタープレナー」ではワークショップを通してビジネスリーダーたちに必要なマネジメントスキルとeコマースの技術を教える。
これらのイニシエイティブはFashionNYC2020という、メイシーズ、セオリー、ギルト・グループ、ダイアンフォンファステンバーグなどのトップが集まったプロ集団によってインスパイアーされた。ニューヨークシティー・エコノミック・デヴロップメント・コーポレーションは世界中の約500人もの業界人に彼らのアイディアに関するアンケートを行った。以前、フランスのウィメンズ・アパレル会会長ジャン・ピエール・モチョはパリ市とニューヨーク市で何かコラボレーションできることはないかと話しているところだとFashionMag.comに伝えた。
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