フェイスブック（Facebook）が、フェイスブックアプリとインスタグラム（Instagram）上で利用可能な新機能「Facebook Shops」を発表した。アメリカ時間5月19日から一部のビジネスアカウントを対象に全世界でテスト展開を開始しており、今後数ヶ月以内に提供地域を拡充し、日本での展開も予定している。

　Facebook Shopsでは店舗の規模や予算に関わらず、フェイスブックやインスタグラム上でオンラインストアを無料で開設できる。ユーザーはビジネスカテゴリーのフェイスブックページや、インスタグラムのプロフィールページ、ストーリーズ、広告などからショップへアクセスし、アプリを閉じることなく商品の閲覧や購入が可能。また、「ワッツアップ（WhatsApp）」や「メッセンジャー（Messenger）」アプリ、インスタグラムのダイレクト機能を通じて店舗への問い合わせや配送の追跡などのサポートも受けられる。将来的にはこれらのメッセージ機能を活用してチャット上での購入が可能になるほか、今夏にはカテゴリーごとにフィルタリングが可能な「Instagram Shop」をアメリカから順次導入を予定している。

広告

　フェイスブックは今後、「Shopify」「BigCommerce」「WooCommerce」など8つの電子商取引プラットフォームと協業し、小規模ビジネスをサポートする方針だという。