「Opening Ceremony（オープニングセレモニー）」が、雑誌「Opening Ceremony Annual」のプレオーダーを本国アメリカのECサイトでスタートした。8月12日に発売が予定されている創刊号はオリンピックイヤーにちなみ、「Sports（スポーツ）」にフィーチャー。雑誌と連動して、iPadアプリケーションのローンチも予定されている。

　雑誌「Opening Ceremony Annual」は、「Opening Ceremony」が出版する限定誌。毎年、様々なテーマを掲げて制作される。創刊号には、アップカミングなカメラマンやアーティスト、ライターによるイメージとテキストにより、膨大な競技の内容が集録されているという。公表されている参加クリエイターは、Bruce Weber（ブルース・ウェーバー）や、Walter Pfeiffer（ウォルター・ファイファー）、Tim Barber（ティム・バーバー）らフォトグラファーの他、5月に「Nike（ナイキ）」とのコラボレーションアイテムを発売した現代アーティストのTom Sachs（トム・サックス）など豪華な顔ぶれが揃っている。創刊号は全288ページで、価格は25ドル。

　発売に先駆けて、「Opening Ceremony Annual」の特設サイトが開設された。iPadアプリケーションは、2008年に創立したデジタルクリエイティブ集団Gin Laneとのコラボレーションでリリース。創刊日の8月12日より、同サイトからダウンロードが可能になる予定だ。

　Carol Lim（キャロル・リム）とHumberto Leon（ウンベルト・レオン）による「Opening Ceremony」は、2012年に創立10周年を迎え、Chloë Sevigny（クロエ・セヴィニー）やAlexander Wang（アレキサンダー・ワン）らの協力を得て「Opening Ceremony 10 Year Anniversary Book」を制作。2002年から2012年までに発表されたアーカイブが掲載された全351ページのアニバーサリーブックは、7月末より日本でも発売されている。