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掲載日
2012/04/25
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仏コンテストのグランプリ受賞者、砂川 卓也さんインタビュー

掲載日
2012/04/25

 フランス西部のディナールで開催された国際ファッション・コンテスト「Dinard International Festival for Young Fashion Designers」のレディース部門で、グランプリを受賞した砂川 卓也さん。将来の展望やファッション業界の今後について、FashionMagが話を聞いた。


Takuya Isagawa


FashionMag(以下FM):ディナール国際コンテスト以前に、ファッションコンテストに参加した経験は?
砂川 卓也さん(以下、敬称略):日本で行われた国際コンテストに参加し、秀作賞を受賞することができました。自分のレベルを知り、他の若いクリエイターたちと競い合う、貴重な経験となりました。

FM:ディナールのコンテストに参加しようと思った理由は?
砂川:日本で参加したコンテストは非常に専門的で、イマジネーションに重点を置いたものでした。ディナール国際コンテストでは、よりプレタポルテに近い、実際に身に着けられる作品を発表できたのが良かったです。

FM:今後、他のコンテストに参加する予定は?
砂川:イエール国際モード・フェスティバルのコンテストに興味があるので、2013年に参加したいと考えています。  

FM:日本のエスモードで学ぼうと思った理由は?
砂川:エスモード大阪に入った理由は2つあります。エスモードは国際的な学校であるだけでなく、スティリズムとモデリズムを同時に学べる国際学部があるからです。また、日本で学んだ後、パリで学べる点も魅力でした。私は3年次にパリ校に留学しましたが、ディナールの国際コンテストでのグランプリ受賞を受け、Christine Walter-Bonini(クリスティーヌ・ウォルター・ボニーニ)(エスモード パリ校長)からもう1年、パリ校で学ばないかと提案されました。まだどうするか決めていません。

FM:砂川さんのデザインスタイルとは?
砂川:自分の性格や生き方を反映した洋服を作りたいと思っています。難しいですが、目に見えないスタイルを形にしたいと考えています。一見、普通の洋服に見えるけれど、よく見ると他とは違う。それが私のスタイルです。デザインの裏側に何かを感じさせる洋服を目指しています。

FM:お気に入りのクリエイターは?
砂川:好きなブランドは「マルタン マルジェラ」です。「ジュリアン・デイヴィッド」(日本を活動拠点とするフランス人デザイナー)も好きです。

FM:お気に入りの素材は?
砂川:特に好きな生地はウールです。あとは癖がある素材も好きです。生地の性質を生かした服作りを心がけています。


「New Designer Fashion Grand Prix」


FM:デザインにあたり、あるタイプの女性を想定することはありますか?
砂川:女性のイメージというのは特にありません。自分が買いたいと思う洋服を作っています。デザインの基準は自分自身です。ある女性に影響を受けてデザインするということもありません。自分のデザインした洋服を、いろいろな人に着てもらえれば嬉しいです。

FM:メンズ向けの洋服は?
砂川:メンズのデザインはまだ手掛けたことがありません。今のところは余裕がないからかもしれません。今後、機会があればチャレンジしたいです。

FM:将来の展望は?
砂川:デザインとモデリズム、どちらかのみを手掛けることはないと思います。新しい職業になるかもしれませんが、デザイナーやパタンナーであると同時に、クリエイターでもありたいです。そのためには、学ぶことがまだたくさんあります。自分のブランドを立ち上げる前に、他のメゾンで研修をしてみたいです。 

FM:希望の研修先は?
砂川:できれば「マルタン マルジェラ」で働いてみたいです。他には、「バレンシアガ」「ヴィクター&ロルフ」ですね。

FM:日本と欧米のファッションにはまだ垣根があると思いますか?
砂川:正しい答えかどうかは分かりませんが、ひとつ確かなことは、日本に生まれ育った私にとって、基盤となるのは日本の文化だということです。日本の文化を捨てようとしても、無意識のうちにデザインに反映されるはずです。作品には、常に自分の原点が関係してきます。世界の他の国と比べると、男女を問わず、日本人は最もファッションにこだわり、ファッションに敏感な国民だと思います。また、日本には非常に優れた技術があります。これからは、新世代の日本人クリエイターが活躍していくでしょう。日本の友人を見ていても、そう思います。「ヨウジヤマモト」や「コム デ ギャルソン」といった素晴らしい世代の後には、空白の時代がありました。しかし今後は、私たちの世代が、主張するファッションを提案していけると思います。

FM:有名メゾンのアーティスティックディレクター交替についてどう思いますか?
砂川:自分のブランドを立ち上げるとしたら、長期にわたって同じチームで仕事をしたいです。人間関係を維持することは大切だと思います。しかし有名ブランドは、時代の変化に合わせてデザイナーを変える必要があるのでしょう。経済的な戦略でもあると思います。

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