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掲載日
2012/09/12
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青山商事から小型店舗の新業態 商業ビルへの進出強化
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2012/09/12
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青山商事が、駅ビルやファッションビルに向けた新業態「Blu e Grigio By Universal Language(ブルー エ グリージオ バイ ユニバーサルランゲージ)」の出店を開始する。ターミナル周辺の商業ビルの特性に対応するため、50坪から70坪のコンパクトな売場面積でリーズナブルなプライスのアイテムを提供。第1号店は9月15日、「ヨドバシ梅田店」の6階にオープン。これを皮切りに5年間で約60店舗、100億円の年間売上高を目指すという。

「Blu e Grigio By Universal Language」は、ヤングアダルトからアダルト層の男女をターゲットにスタートする都心駅ビルやファッションビル、百貨店向けの新業態。落ち着きのあるデザインを取り入れた店内で、トレンドや時代感を反映させた「Universal Language」の取り扱いアイテムに加え、イタリア語で「ブルーとグレイ」を表すブランド名「Blu e Grigio」にもとづいて、ブルーやグレイの色使いを取り入れた他企業との協業アイテムを展開。1954年創業の国内随一のスーツファクトリー「Ring Jacket(リングヂャケット)」とはドレスクロージングを主とする新コラボブランドを開発し、同社のデザインと縫製の技術指導により日本人の体型に合ったハンドメイドスーツをそろえる。同ブランドのほか、ヨーロピアントラッドをベースにリラックス感のあるテイストで構成するカジュアルなアイテム、ライトなオフィススタイルを提案するレディスアイテムも販売する。メンズとウィメンズのアイテム構成比は6:4。メンズアイテムの価格帯はスーツが39,000〜59,000円、ジャケットが23,900〜39,900円、パンツが9,900〜13,900円、カットソーが3,900〜7,900円。ウィメンズはジャケットが16,000〜26,900円、パンツ・スカートが7,800〜16,900円、カットソーが2,900〜13,000円。1号店「ヨドバシ梅田店」は売場面積約60坪で出店し、店舗単独の目標年商は2億円を掲げる。
「Blu e Grigio By Universal Language」を手がける青山商事は1974年、「買い物は駅前の商店街で」という当時の既成概念を覆し、業界初となる郊外型店舗「洋服の青山 西条店」を広島に出店。以後、広い駐車場と豊富な品揃えという消費者の2大ニーズを捉え店舗数を拡大してきたが、近年では渋谷センター街入口「さくらや」跡地に「洋服の青山 渋谷駅前総本店」(2010年)、初の複合型ショップとなる「The Suit Company(ザ スーツ カンパニー) 新宿本店」」と「Universal Language 新宿店」(2012年)を新宿東口に開くなど、首都圏1都3県の駅前立地での店舗出店を強化している。
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