2017/06/07
ユークスネッタポルテグループ、自社ECで動物性毛皮製品の取扱いを廃止
2017/06/07
ユークスネッタポルテグループ(Yoox Net-A-Porter Group)が、運営する4つの自社ファッションECサイト上で、動物性毛皮製品の取扱いを廃止すると発表した。

同グループが展開する高級ファッションECおよびアウトレットサイト「ネッタポルテ(Net-A-Porter)」、「ミスターポーター(Mr Porter)」、「ユークス(Yoox)」、「アウトネット(The Outnet)」では、既に「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」や「アルマーニ(Armani)」などアニマルフレンドリーなブランドを取り扱ってきたが、新しいポリシーはそれをより発展させた形になる。
2016年のサステナビリティリポートで述べていたように、同社は環境への影響に配慮した取り組みに力を入れており、動物の権利を保護するような商業的ポリシーを持ったオンラインストアの構築を目指してきた。
「2009年に『ユークシジェン(Yooxygen)』コーナーを創設し、社会と環境に配慮したブランドを取り上げたのが最初の取り組みだった。そこから大きな前進を遂げたが、やはりまだ課題は多い。そこで、より良い未来のために今まで以上に尽力することを決めた。強い責任感を持ち、社会の良い影響を与えることが重要だと我々は考えている。様々なプログラムやパートナーシップ、イノベーションを通じて、産業全体に変革をもたらすような活動ができることを目指している」とグループでサステナビリティのトップを務めるマテオ・ジェームス・モローニ(Matteo James Moroni)は話している。
また、HSUS、 HIS、LAVやその他の動物・環境保護団体とも引き続密に連携し、毛皮に関する施策やエシカルなソーシングの探究を続けていくという。
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