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AFP-Relaxnews
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掲載日
2020/02/27
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新型ウイルスの影響でスイス・ジュネーブの時計見本市が中止
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2020/02/27
2020/02/27
スイス・ジュネーブで4月25日開催予定だった時計の見本市「Watches & Wonders Geneva(旧ジュネーブサロン(SIHH))」が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となる。高級時計財団(Fondation de la Haute Horlogerie)が発表した。

声明では、「現在の状況では健康上のリスクが予想されるため、最大限の責任のある措置として、残念ながら高級時計財団は見本市の中止を決定しました」と説明されている。
「Covid-19の世界的な感染拡大の状況を鑑みて、人々の移動や国際的で大規模な集まりが引き起こしうるリスクを考慮することが(中略)高級時計財団の責任であると考えます」。
2020年から「Watches & Wonders Geneva」に名称を変更して新たなスタートを切るはずだった同見本市は、ラグジュアリー産業の中でも重要な催しとなっている
特に、スイスのラグジュアリーコングロマリット、リシュモン(Richemont)グループが所有する「カルティエ(Cartier)」、「ピアジェ(Piaget)」、「ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)」といったブランドの出展が有名で、最新コレクションを発表し今年度分の受注を行う予定だった。
通常は1月の開催だが、今年はもう一つの時計見本市「バーゼルワールド(Baselworld)」との兼ね合いもあり、4月へと日程を後ろ倒しにした形だ。
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