fashionsnap
2017/05/15
ウールマーク賞の日本代表に「ロギーケイ」と「ユイマナカザト」選出
fashionsnap
2017/05/15
ザ・ウールマーク・カンパニーが、ファッションコンテスト「インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2017/18」アジア地区大会の日本代表として、メンズウエア部門に「ロギーケイ(Roggykei)」、ウィメンズウエア部門に「ユイマナカザト(Yuima Nakazato)」を選出した。アジア地区大会は、7月10日に韓国・ソウルで行われる。

同大会は、ザ・ウールマーク・カンパニーの前身である国際羊毛事務局が新たな才能発掘とデザイナーサポートのために、ウールのデザインコンテストとして創設。1953年に初めて開催され、1954年のパリ大会ではイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)とカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)を選出するなど、多くのデザイナーを輩出してきた。今年は世界中から23組のデザイナーを選出。アジア、オーストラリア・ニュージーランド、イギリス諸島、ヨーロッパ、インド・パキスタン・中東、アメリカのエリアで計6つの地区大会が開催され、オーストラリア産メリノウールを使用した6ルックのカプセルコレクションのスケッチと、その中から製作した1着で競い合う。各地区から1組がファイナリストに選ばれ、グローバル・ファイナル大会に進出。地区大会で発表したカプセルコレクション全ルックを発表し、優勝者を決める。
メンズウエア部門日本代表の「ロギーケイ」は、興梠仁と景子のデザイナーデュオが手掛けるブランドで、大阪を拠点に2006年にアクセサリーとバッグのブランドを、その4年後にアパレルラインをスタート。タイムレスかつユニークなディテールのオリジナリティーを特徴としている。ウィメンズウエア部門日本代表の中里唯馬は、2008年にベルギーアントワープ王立芸術アカデミーの卒業と共に自身のブランド「ユイマナカザト」を立ち上げた。最先端の技術と職人技を融合させる独自の世界観で、2016年からはパリのオートクチュール・ファッションウィークに参加している。
Copyright © 2023 Fashionsnap. All rights reserved.