fashionsnap
2016/02/18
技術の進歩から見る服飾史、メトロポリタン美術館特別展の一部が公開
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2016/02/18
NYのメトロポリタン美術館コスチュームインスティテュートが主催する特別展「Manus x Machina: Fashion in an Age of Technology(=手仕事×機械:テクノロジー時代のファッション)」に出展される作品の一部が公開された。

特別展ではファッションデザイナー達が、いかにして手仕事と機械での作業を駆使しオートクチュールやレディ・トゥ・ウェアの制作にあたってきたかに フォーカス。1880年代のガウンから2015年発表の「シャネル(Chanel)」のスーツまで100点以上の作品が展示され、19世紀のオートク チュール創設期から産業革命により衣服の大量生産が可能になった変換期を深く掘り下げる。
刺繍や羽毛の装飾、ひだやレースなどオートクチュールに用いられた伝統的な工芸とともに、3dプリンティングやコンピューターモデリング、レーザー裁断 や、超音波溶接などファッションクリエーションへの多用が顕著な最新技術などを紹介。会場では、「シャネル」をはじめ「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」、イリス・ヴァン・ヘルぺン(Iris Van Herpen)、「イッセイ ミヤケ(Issey Miyake)」、フセイン チャラヤン(Hussein Chalayan)などの作品が展示される。なお、今回の特別展ではアップル社が協賛している。会期は5月5日から8月14日。
■ Manus x Machina:Fashion in an Age of Technology
会期:2016年5月5日〜8月14日
住所:The Met Fifth Avenue, Robert Lehman Wing and Anna Wintour Costume Center
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