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fashionsnap
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掲載日
2014/10/20
2014/10/20
バーバリーに代わる柱へ 三陽商会の新ブランド「マッキントッシュロンドン」公開
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2014/10/20
2014/10/20
三陽商会が10月15日、2015年秋冬から展開する新ライセンスブランド「Mackintosh London(マッキントッシュ ロンドン)」のデビューコレクションを初披露した。2015年春夏で契約が終了するバーバリーブランドに代わる中枢ブランドとして、「Mackintosh」がもつマニュファクチュアのエッセンスをトータルで提案するコレクションを展開。同日会見が行われ、代表取締役社長の杉浦昌彦氏は「バーバリーの売り場にとって変わるにふさわしいブランドにしていく」と意気込みを述べた。

三陽商会は、英国バーバリー社と契約する現行ライセンスの終了決定に伴って今年5月に発表した中期5カ年計画で"新生Sanyoの実現"を目指す中核ブランドに「Mackintosh London」を指名。銀座の路面店含めて、現行のバーバリーの売り場は「Mackintosh London」を中心に入れ替えていく考えで、ブランドスタート時には200店舗に相当する大規模な出店を計画している。店舗の平均面積は30坪で、メンズはダークブラウン、ウィメンズはオフホワイトをベースに真鍮を加えたショップ空間を想定。バーバリーの販売で培った人材やサービスを活用していく。
会見に出席した杉浦社長は「モノづくりの集大成をぶち当てていこうと、全社一致団結して取り組んでいる」と話し、海外展開について「まずは国内で足元をかためてから」と言及。「Mackintosh」ライセンス事業の売り上げは、今後5年間でLondonが200億円とPhilosophyが100億円の合計300億円を目指しており、これまでにない規模の販売促進や宣伝、出店を行い、人員と金額面で「かなりの投資をしていく」という。「Mackintosh」とのライセンス契約は2019年までの5年間。英マッキントッシュ社は八木通商が出資する関連子会社であり、またMackintosh Philosophyの7年間の実績もあることから「(ライセンス契約は)安定的と考えている」(杉浦社長)という。
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