掲載日
2010/11/16
2010/11/16
資生堂の現代詩花椿賞が「メセナアワォード2010」「ことばの花賞」受賞
掲載日
2010/11/16
2010/11/16
資生堂は、芸術文化の振興に貢献した企業や企業財団を顕彰する「メセナ アワード2010」(社団法人企業メセナ協議会主催。2010年11月1日発表)において、「ことばの花賞」を受賞した。今回の受賞は、1983(昭 和58)年以来、27年間にわたって詩の振興と支援を続けてきた『花椿』の継続的な活動が評価されたものとなった。
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「メセナ アワード」は、企業によるメセナ(芸術文化支援)活動の推進を目的に設立され、今年20周年の節目を迎えた企業メセナ協議会が、設立翌年の1991年から 毎年実施。今年は全国から126件(113社・団体)の応募があり、贈呈式は12月3日(金)に東商ホール(東京・丸の内)にて行われる 予定だ。
資生堂では、資生堂ギャラリーをはじめとした芸術文化支援活動により、新進アーティストのサポートを長年にわたって行っており、現代詩花椿賞は「美を伝えることばの力を高めたい」という思いから、1983(昭和58)年に創設した賞である。
受賞者には、資生堂が制作した特製香水入れと、副賞として賞金100万円が贈られる。
第28回となる今回の受賞作は、有働薫さんの『幻影の足』(思潮社刊)に決定。贈賞式は11月26日(金)、東京銀座資生堂ビルにて開催される予定だ。
賞の創設に関わった故・宗左近氏(詩人・評論家・仏文学者・翻訳家)は「お化粧も詩である、ファッションも詩であるという立場に僕は立 ちたいんです。資生堂の仕事というのは、日常にあって日常を超えること。現実を童話の世界に変えること。一種の魔法。だから、詩と同じなんです」と、現代 詩花椿賞によせる思いを語っている。
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