掲載日
2010/09/27
2010/09/27
プレミエールヴィジョン・プリュリエル:「ついに回復?」
掲載日
2010/09/27
2010/09/27
ポルトドヴィユピントで2010年秋に行われた6つの展示会はどれもバイヤーを満足させたようだ。「ついに回復したのだろうか?」展示会のオーガナイザーは言う。通常通り9月14日から16日に行われたプレミエール・ヴィジョン、エクスポフィル、インディゴ、モダモント、ルキュイールアパリ、ズームバイファテックスは約100カ国から6万1440人もの来場者を記録した。昨年同期比10,04%増。開催時期を4日間から3日間にしたのも功を奏したようだ。
![]() プレミエールヴィジョン・プレミエル |
プレミエールビジョンとエクスポフィルは合計で4万二千人の来場を記録した。昨年同期比7,2%、73%がフランス国外からの来場者だった。ヨーロッパからの来場者は5%増、アメリカからは昨年と同じで、アメリカ合衆国からは1700人、ブラジルからは400人来場した。アジアからの来場者は15%増加し、韓国人ビジターが34%増、台湾69%、中国11%し、合計1500人だった。中東からの来場者は22%増加し、レバノン、トルコ、イスラエルからの来場者が多かった。
また、カラフルなモチーフの生地を多く集めた展示会インディゴには1万2046人が訪れたが昨年同期と比べると数は減少した。そのうちフランス国外からの来場者は71%。英国からは1274人で、イタリア928人、ドイツ824人の来場者が通常通り一番多い来場者の出身国リストだ。しかし、今回はスペインとトルコが来場者数でアメリカ合衆国を追い抜き、中国とオランダも日本を追い抜いた。
革製品を扱う展示会ルキュイールアパリは来場者の数を伸ばした。1万1065人が来場し、昨年同期比14,4%増。
アイテム展示会モダモンには2万1696人が訪れ昨年比6,2%増を記録。不況以前の状況に回復したようだ。そのうちの1万2875人(10%増)はフランス国外からの来場者で、スペインからの来場者は21%増、ドイツ9,2%、イギリス7,2%増となった。同様にスカンジナビアの国々や韓国からの来場者も増加した。
地中海沿岸諸国のアパレル製造業の生産ノウハウ見本市ズームバイファテックスは来場者の数を28%増加させ、そのうちの56,36%はフランス国外からの来場者だった。展示会のオーガナイザーはこの展示会を資本化する意向があり、次回開催時には「ファブリカンキュイール(革製品製造会社)」という名の靴、バック、かばん類、小物に焦点を置いたセクターを設置する予定だ。
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