さいたま新都⼼エリア最⼤級の商業スペース「コクーンシティ」の完成に向け、中核となるショッピングセンター「コクーン2」が4月24日に開業する。生活に彩りを与える「ライフクリエーション」がコンセプトで、ファッションから生活雑貨、飲食まで164店舗が出店。施設の周囲には広場や個性的なガーデンを配したストリートを整備し、公園を散策する感覚でショッピングを楽しむ空間を創出する。

　同施設を手がける⽚倉⼯業は、JRさいたま新都心駅前に営業面積76,000平方メートルを超える「コクーンシティ」の開発を推進しており、今回の「コクーン2」の他に、オープンから10年が経つ「コクーン1｣（現：コクーン新都心）とヨドバシカメラを主要テナントに今秋リニューアルオープンする「コクーン3」（現：イトーヨーカドー大宮店建物）で構成。各施設は「けやきウォーク」「はなみずきウォーク」「さくらウォーク」の緑豊かな3つのストリートでつなげる。

　コクーン2は、駅からデッキでつながるコクーン1とブリッジで接続しており、エントランスには多目的なホスピタリティ空間「おもてなしプラザ」を設置。館内の導線は「ひかりストリート」と「ひろばアベニュー」に分かれており、2つが交わるゾーンにはイベントスペースをはじめ、食とそれに関わる雑貨をテーマした「いろどりマルシェ」やファッション・インテリア雑貨が中心の「いろどりスクエア」を展開する。

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　1階はプレミアムデイリーとして「フライングタイガー コペンハーゲン」や「無印良品」等が出店。クラスカジュアルがコンセプトの2階には「アメリカンイーグル アウトフィッターズ」などの海外ファッションから、「センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ」や「ビーミング ライフストア by ビームス」といった国内ブランド、「ザ・ノース・フェイス」のようなスポーツ・アウトドアショップまで揃えるほか、コミュニケーション・ライフを提案する3階には「ユニクロ」がコクーン1から移転・増床オープンする。集客の核となる飲食店ゾーンは1階と3階の一部で展開し、合計23店舗が出店。駅方向から「コクーンひろば」につながる「さくらウォーク」沿いには路面店形式のカフェ等が軒を連ね、同広場の別棟では県内初の「エッグスンシングス」が営業する。