「フェンディ（Fendi）」が、ゲストアーティストに故カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）を迎えた限定コラボレーション商品を7月15日にブランド直営店と公式オンラインストアで発売する。

　カール・ラガーフェルドは、1965年から50年以上にわたってフェンディのクリエイションに貢献した。2019-20年秋冬メンズコレクションではゲストアーティストという形で制作に参加。創業家のシルヴィア・フェンディ（Silvia Venturini Fendi）と共にデザインを手掛けた最初で最後のコラボとなった。

　コラボアイテムでは「カールによるフェンディの芸術的ヴィジョン」をインスピレーション源に、ブラックメタリックなどのクラシックなニュートラルカラーやトロンプルイユ（だまし絵）の手法を取り入れたほか、カールが描いたイラストやロゴ、文字、ヴィンテージ写真を使ったプリント「カールコラージュ（Karl Collage）」をシルクシャツやコート、バッグ、スニーカーなどにあしらった。価格帯はアウターが18万5,000円～320万9,000円、トップスが6万6,000円～14万3,000円、シューズが8万7,000円～13万5,000円、レザーグッズが4万7,000円～101万円（すべて税別）。