伊勢丹メンズ館を凝縮「イセタンサローネ メンズ」が丸の内に 12年越しの出店

 三越伊勢丹ホールディングスのメンズファッション新業態となる高感度セレクトストア「イセタンサローネ メンズ(Isetan Salone Men's)」が、12月12日の今日オープンする。日本家屋をイメージした店舗環境は、インテリアデザイナーの辻村久信氏が担当。伊勢丹新宿本店メンズ 館(以下、メンズ館)の要素を凝縮させたストアとして、メンズ館で売れ筋のブランドをはじめ、限定取り扱い商品、女性客の利用を促すギフト向け雑貨や 「ジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hévin Paris)」の新形態バーなどを揃える。

伊勢丹メンズ館を凝縮「イセタンサローネ メンズ」が丸の内に

 以前はバーバリー丸の内店 だった新東京ビル1階に出店する「イセタンサローネ メンズ」は、1フロア約900平方メートルの店内を「ビジネス」「カジュアル」「アクセサリー&サービス」の3つのゾーンで構成し、吹き抜けと低 い天井が両存する日本家屋の造りに各エリアを見立てることで一つのストーリーを表現。石畳の床で庭をイメージしたエリアには、メンズ館よりもボリュームを もたせた帽子のをはじめ、シーズン雑貨やフレグランス・コスメを配置し、門を想定した出入り口近くにはニコライ・バーグマン(Nicolai Bergmann)のフラワーショップ、"離れ"にはカジュアルウェアの他にもスニーカーを集積した「キックザシティ(Kick The City)」、"書斎"にはシガーやウイスキー、その奥にはビジネスウェア、"客間"にはビジネスシューズやバッグ、革小物などを配置した。茶室を連想さ せるエリアは、ジャン=ポール・エヴァンがフランスで展開する「Chocolate Bar(Re)」と同じコンセプトをもつ日本初上陸のチョコレートバーで、水で仕立てるショコラ ショを提供する。 取り扱うブランドは、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」「トム ブラウン ニューヨーク(Thom Browne. New York)」「マーク ジェイコブス( Marc Jacobs)」「ビズビム(Visvim)」「チャーチ(Church's)」などで、メンズ館と比較してハイエンドな層のラインナップ比率を増やし、 従来よりやや高めの客単価を狙う。「ボルサリーノ(Borsalino)」や「トリッカーズ(Tricker's)」もメンズ館よりも品揃えを強化。「ボ ルサリーノ(Borsalino)」で修行した後に自身の帽子ブランドを立ち上げた「イエッセイ(Yesey)」、ロンドン発のメディカル・オーガニック を提案する「オーガニックファーマシー(The Organic Pharmacy)」は同ストア先行で取り扱う。オーダーメイドのスペースも設け、一人のスタイリストが既成品からオーダー品まで幅広く提案できるように することで、セレクトストアショップが多く立ち並ぶエリアでも百貨店としての強みを出していく。
 
  三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、同ストアについて「12年前に伊勢丹新宿本店メンズ館にリモデルした当初から、3〜5年以内に新たなメンズ 館を出店したい思いがあった。(日本のビジネスの中心地である)丸の内は当時から第一の候補地。ある程度の規模感を求めていたため、これだけ年数がかかっ てしまったが、ビジネスマンに向けて独自性のあるものを提供していきたい」とコメント。六本木・東京ミッドタウンに今年4月に開業したウィメンズ向けのセ レクトストア「イセタンサローネ」も含め、新たなチャネル開発とエリア展開を進めていく。


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