掲載日
2019/07/22
2019/07/22
英リバティの最大株主、全持株を売却
掲載日
2019/07/22
2019/07/22
イギリス・リバティ(Liberty)の支配株主であったブルージェム キャピタル(Bluegem Capital)が、全持株40%を売却した。取引における企業価値は約3億ポンド(約403億9100万円)

売却先はGlendower Capital率いるプライベート・エクイティ・コンソーシアムだが、ブルージェムの創業者マルコ・カペッロ(Marco Capello)をはじめ、その他の少数株主も引き続き株式を保有する。また、カペッロ氏は非常勤会長職として残留するほか、昨年就任したばかりのアディル・メブーブカーン(Adil Mehboob-Khan)CEOも続投予定だ。
2010年にリバティの支配株を3200万ポンド(約43億1000万円)で買収したブルージェムは2014年に持ち株を40%にまで縮小したが、買収当初の投資に対し合計して12倍もの収益を得ているとの話もある。
現にリバティの業績は好調で、昨年度の売上高は8%増の1億3300万ポンド(約179億800万円)、EBITDAは2100万ポンド(約28億2800万円)を計上している。ちなみに、10年前の売上高は7000万ポンド(約94億2500万円)、さらに450万ポンド(約6億600万円)の損失も抱えていた。
(2019年7月22日現在、1英ポンド=135円で換算)
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