By
Reuters
Reuters
掲載日
2019/11/13
2019/11/13
アリババのジャック・マー元会長、今年の「独身の日」は"予想以下"
By
Reuters
Reuters
掲載日
2019/11/13
2019/11/13
中国のEC最大手アリババグループ(Alibaba Group Holdings Inc)のジャック・マー(Jack Ma)共同創業者は、今年の「独身の日」セールの成果が予想に満たなかったと話した。

2009年に始まった「独身の日」はアメリカの「サイバーマンデー」などに相当し、中国では毎年11月11日に大規模なオンラインセールが開催される。アナリストも中国の消費者感情を図る指標として注目する行事だ。「独身の日」は「ダブルイレブン」とも呼ばれる。
「今年の『ダブルイレブン』は私が考えていた数字に届かなかった」と、第5回世界浙商大会で話した同氏。
中国の現地メディアが流した動画の中では、温暖な気候を要因の一つとして挙げている。「気温が低くなれば、アパレルの売行きは少し上向く」。
また、今年は11月11日が月曜日だったこともあり、人々が週明けの夜のショッピングを控えたことも大きいという。「将来的には、国が『ダブルイレブン』を半日休みにしてくれればと願っている」とも述べた。
アリババグループは現在のところ、同件についての取材には応じていない。
■関連記事:アリババ「独身の日」大規模セール、流通総額が過去最高の約4兆2千億円を記録
© Thomson Reuters 2023 All rights reserved.