スタートトゥデイが、新サービス「Wear（ウェア）」のスマートフォンアプリ、PCサイトを10月31日に提供開始すると発表した。United ArrowsやUrban Research、A Bathing Ape®、Topshop、snidelなど約200ブランドが参加。バーコードスキャン機能を使って店頭で商品タグに印字されているバーコードを読み取ることで、アイテム情報と連携したコーディネート画像などを提供する業界初の機能を搭載する。アプリ利用料金はiOSアプリとアンドロイドOSアプリで無料で提供する。

　Wearは、著名人や全国のショップスタッフ、一般ユーザーが投稿するコーディネートを検索して閲覧することができる「コーディネートレシピ機能」、「バーコードスキャン機能」、手持ちのアイテムや新たに購入したアイテムを保存・管理できる「マイクローゼット機能」を柱にしたファッション特化型のサービス。5月に「Wear」のティザーサイトを立ち上げ、続けて6月に映像を通じてサービスの概要をまとめたムービーを公開。今年7月に行われた第1四半期決算発表会では、スマートフォン用のアプリを立ち上げ店頭商品のバーコードをスキャンすると商品情報やコーディネートを友人と共有したり、オンラインストアと連動するなどの機能を設けることが明かされていた。参加ブランドは8月時点で数十社のアパレル企業が参加の方針を示していたが、ローンチ前には200ブランドまで拡大。これからも参加ブランド数を増やしていくという。一部商業施設が顧客流出を恐れ館内での導入に難色を示しているが、同社は「今後も商業施設などと協議を重ね、ご理解して頂けるように努める」と発表している。