2010/09/03
セール期間自由化
2010/09/03
8月18日にFashionMag.comにて発表された通り、商業省書記官Hervé Novelliの発案によりベルシーにてセール期間の自由化についての会議が9月14日開催される。
この題目についてはパリPorte de Versailles にて開催される展示会Prêt-à-Porter Paris中にもディベートの形をとって議論される予定だ。女性プレタポルテ服のフランス連合会会長Jean-Pierre Mochoや、セレクトショップAbou d'Ab Bazarのオーナー Patrick Aboukrat、UFC 会長Robert Brehon 、フランス靴小売店連合会会長Jean-Pierre Fabre 、フランス衣料品連合会会長Charles Melcerなどが出席を表明している。
現代のグローバル化によってセールの状況もどこも同じだというわけにはいかない。3回の経験後、フランス衣料品連合会は反対の意思を表明している。
「消費者は二回も消費する気は無い。お店ごとに決められたセール期間中に買ってしまったらその後の街全体で統一されたセール期間にそれ以上買う気はなくなってしまうだろう。」とCharles Melcerは話している。衣料品専門チェーンストア連合会も賛成しているわけではないようだ。「セールは経済的には意味のあることだ。シーズン最終期など在庫を処分しなければいけないからね。」FEH 会長Jean-Marc Génisは硬る。商品は大体6・8週間しか商品としての価値は無い。今日、セール期間の自由化を行わないとすると、他にたくさんのポロモーションをしなければならなくなる。何百もの店舗のあるチェーン企業がそういったプロモーションを企画しなければならないとなると、たった一週間のために大変な作業になる。」百貨店連合会会長Claude Boulleはまだ意見の表明はしていない。会員を対象に行ったアンケート結果を待っているようだ。パリのボンマルシェなどは参加しないようだ。
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