日本で展開拡大の「ベルスタッフ」、阪急メンズ東京にオープン

by

Sandra Halliday

掲載日
2017/08/24

　「ベルスタッフ（Belstaff）」が、国内での拡大を加速する。日本をグローバルな展開の中でもキーとなるマーケットと位置付け、8月23日には阪急メンズ東京に国内5店舗目となるショップをオープンした。

　昨年初めに日本へ進出した「ベルスタッフ」だが、「ジミー・チュウ（Jimmy Choo）」や「バリー（Bally）」と同じく、親会社のJABラグジュアリーが売却を決定した。しかし、身売り先はまだ未定ながら、現在のところは拡大計画を従来通り続けている。
 
　阪急メンズ東京の新店舗は、日本市場への「ブランドの強い取り組みを表した」ものになったという。

　日本国内でのメンズ事業開始に伴い、阪急メンズ東京店では17年秋冬メンズコレクションのフルラインを展開。ブラックスチールや明るい照明などを取り入れた内装は、ブランドの新しいビジュアルデザインをフィーチャーした。ブランドの伝統へオマージュを捧げたバイカーテーブルがひと際目を引く。
 
　オープニングにあたっては、今季テーマの「ジョリーロジャー」を取り入れたタトゥーモチーフの限定レザージャケットも販売する。
 
　また、阪急メンズ大阪でもメンズのポップアップストアが10～11月に開設されるほか、伊勢丹新宿店も拡大リニューアルオープンを果たす予定だ。