2020/06/29
デジタル版ミラノFWのスケジュールが公開
2020/06/29
イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)(以下、CNMII)が、7月14日~17日の期間開催されるデジタル版ミラノ ファッションウィークのスケジュールを公開した。動画配信やプレゼンテーション、ライブイベントなど、合計39のプログラムが予定されており、「プラダ(Prada)」、「グッチ(Gucci)」、「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)」、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」といった大手メゾンも参加する。

メンズとウィメンズのプレコレクションが混在するシーズンになる。初日はマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)手がける「MSGM」で幕を開け、その後「プラダ」、「アルベルタ フェレッティ(Alberta Ferretti)」、「フィリップ プレイン(Philipp Plein)」がコレクションを発表。
事前に撮影された動画からライブプレゼンテーション、さらに少数の観客を招いたリアルなショーまで、プログラムの内容は様々だ。
二日目は「エトロ(Etro)」のランウェイで幕を開けるが、ミラノのフォーシーズンズホテルにごく少数のゲストのみを会場に招く予定で、ショーの様子は公式サイトとCNMIのデジタルプラットフォームでライブ配信される。
「デジタルの重要性は認識しているが、リアルなイベントの生きたエネルギーを信じている」とキーン・エトロ(Kean Etro)とヴェロニカ・エトロ(Veronica Etro)。

同日には「ドルチェ&ガッバーナ」もランウェイショーを控えており、これは同ブランドにとって10年超ぶりの公式日程復帰となる。ヒューマニタス大学で、やはり少数のゲストを前にメンズコレクションを披露する予定だ。
三日目には「サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」、「トッズ(Tod’s)」、「ディースクエアード(DSquared2)」といった大手から、シモーナ・マルツィアーリ(Simona Marziali)の「MRZ」、「ハン コペンハーゲン(Han Kjobenhavn)」、「デヴィッド カタラン(David Catalan)」といった新進ブランドも参加する。
そして最終日は、「グッチ」と「エルメネジルド・ゼニア」、「ミッソーニ(Missoni)」で閉幕となる。
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