ギャップ社の株をJPモルガンが格下げ 年末商戦に苦しむ見込みか

 オペレーションや在庫の問題によりギャップ社(Gap Inc.)が年末のホリデーシーズンに苦戦するだろうというアナリストの見立てを受け、JPモルガンは同社の株式を ニュートラルからアンダーウェイトに格下げした。

On the Thursday following the downgrade, the retailer's shares dropped by 5.8 percent in premarket trade. - Instagram: @gap

 格下げの後、ギャップグループの株価は10月18日の時間外取引で5.8%下落している。
 
 「我々の見立てでは、ギャップ社の既存店売上高が上向く可能性は不確実だ。オペレーショナルな問題と、下期の品揃えの不均等(ボトムス>トップス)、さらに新CEO就任は2019年上期まで業績に影響しないであろうことを考慮した」とアナリストのMatthew BossはCNBCに話した。
 
 同氏は2019年12年のギャップ社株の目標額予想30ドルから24ドルへと引き下げており、先日10月17日時点から比べると11.5%下げた値だ。さらに、2019年度の一株当たり当期純利益も2.38ドルと当初より低い値を見込むとしている。
 
 「ギャップの中国からの直接供給の割合は22%で、現在ソーシングの戦略を見直している最中だ。しかし、サイズ・スケールの変更や専門性などの問題を鑑みると数年は掛かるだろう」とも同氏。
 
 また、ギャップが最後に最低賃金を10ドルに引き上げたのは2015年のことだが、最近アマゾン(Amazon)が15ドルに設定したことを受け、今度プレシャーが増すことが考えられるという。

 こうしたネガティブな予想の一方で、傘下ブランド「オールドネイビー(Old Navy)」の競争力を評価する見方も示した。

 

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