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掲載日
2013/01/14
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石岡瑛子の遺作「白雪姫と鏡の女王」アカデミー衣裳デザイン賞候補に
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2013/01/14
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コスチュームデザイナー兼アート・ディレクターの故・石岡瑛子(いしおかえいこ)氏が生涯最後に衣装を手がけた映画「白雪姫と鏡の女王」が、第85回アカデミー賞の衣装デザイン部門で最終候補に選ばれた。石岡氏は、1993年にもフランシス・コッポラ監督の映画「ドラキュラ」で同賞を獲得している。

アカデミー賞候補にノミネートされた石岡氏の遺作「白雪姫と鏡の女王(原題:Mirror Mirror)」は、グリム童話「白雪姫」を全く新しいロマンティック・ファンタジーにアレンジした実写版映画。Tarsem Singh Dhandwar(ターセム・シン・ダンドワール)が監督を務め、ジュリア・ロバーツが若い娘に嫉妬する鏡の女王役、リリー・コリンズが王子様に救われるのを待たず自らの運命を切り開くタフで前向きな新時代の白雪姫役で出演している。石岡氏がデザインした衣装は、Swarovski Elements(スワロフスキー・エレメント)を多用した鏡の女王の舞踏会のドレスや、ピュアな白雪姫の芯の強さを表現したというブルーのパーティー用ドレスなど、ファンタジックかつ豪華絢爛。日本では2012年9月の上映に合わせ、石岡氏を偲んだ衣装展が各所で開催された。第85回アカデミー賞の授賞式は、2月24日の開催が予定されている。
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