ケリングが、「アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）」のCEOにジャンフィリッポ・テスタ（Gianfilippo Testa）を起用することを発表した。5月からエマニュエル・ギンヅベルジュ（Emmanuel Gintzburger）の後任を務める。

　イタリア国籍のジャンフィリッポ・テスタは、2002年に「タグ・ホイヤー（TAG Heuer）」でキャリアをスタート。その後LVMHに入社し、イタリア、香港のフェンディで勤務したほか、フェンディ・ジャパンのCEOを務めた。2016年に「グッチ（GUCCI）」のグレーターチャイナ・プレジデントとしてケリング・グループに入社。2019年からはグッチのEMEAプレジデントおよびグローバルリテール部門のVPを務めている。

　今後はCEOとして、アレキサンダー・マックイーンのブリティッシュ・ラグジュアリー・ブランドの可能性を最大限に引き出し、事業拡大を進めていくという。