AFP
2017/02/01
サルヴァトーレ・フェラガモ、16年は1%の増収
AFP
2017/02/01
サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)グループが発表した2016年通期連結業績は、売上高1%増の14億3000万ユーロ(約1747億9200万円)だった。恒常為替レートでは2%の増収。

アジア太平洋地域はやはり主要なマーケットであり、16年の売上構成比は36%を占める。同エリアでは、通期で1%、第4四半期で4%の増収となったが、「香港では停滞が続いている」という。また、日本では通期の売上高が横ばいとなったものの、第4四半期には3%増の伸びを見せた。
北米では通期で4%、第4四半期で7%、中南米では通期で6%、第4四半期で12%の増収となった。
一方で、欧州の売上高は通期で4%減、第4四半期で2%減となっており、テロに観光業が打撃を受けた影響がうかがえる。
16年度には体制の大幅な見直しも進めたサルヴァトーレ・フェラガモグループ。昨年8月には、10年CEOを務めたミケーレ・ノルサ(Michele Norsa)の後を継ぎ、エラルド・ポレット(Eraldo Poletto)が新CEOに就任した。エラルド・ポレット氏は、「フルラ(Furla)」のトップとして、ブランドの国際展開拡大に尽力した人物だ。
さらに、クリエイティブディレクターのマッシミリアーノ・ジョルネッティ(Massimiliano Giornetti)も、「クリエイティブなアプローチを見直す良い機会だ」として、昨年3月にメゾンを去っている。
新クリエイティブディレクターとしては、ウィメンズウェアにフルヴィオ・リゴーニ(Fulvio Rigoni)、メンズウェアにギヨーム・メイアン(Guillaume Meilland)、そしてウィメンズシューズにはポール・アンドリュー(Paul Andrew)が就任した。
(2017年2月1日現在、1ユーロ=122円で換算)
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