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掲載日
2013/09/18
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激戦のガールズECにスタートトゥデイ参入 独立サイト「La Boo」立ち上げの理由は?
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2013/09/18
2013/09/18
「Zozotown(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイが10代~20代のガールズマーケットに向けた、新ECショッピングモール「La Boo(ラブー)」 を立ち上げた。公開は9月25日を予定し、同日からテレビCMをスタートさせるという。急成長するEC市場で、Zozoブランドではなくあえて独立したサイトを立ち上げた理由をサイト担当者に聞いた。

「La Boo」のイメージアイコンとして、英国出身で海外の著名ブランドに人気のモデルCara Delevingne(カーラ・デルヴィーニュ)を起用。テレビCMや交通広告、ファッション誌を中心とする雑誌広告、Web広告等の各種プロモーションを実施する予定で、La Boo担当者の牛込怜子氏は「カーラの強いキャラクター性は日本の女の子の感性にフィットする。ターゲット層が普段触れている媒体で今後注目のモデルを打ち出すことで、感度の高いコアなファッション好きを取り込みたい」と語る。現代の10代~20代は「ECに対する抵抗感がなくリテラシーが高い。どんどん伸びている世代なので、加速度を上げてアプローチしていきたい」(同・鳥山氏)といい、「Zozotown」利用者のデバイスで約半数を占めるスマートフォン利用の可能性には特に期待しているという。また将来的には、日本発信のガールズカルチャーが注目を浴びているアジア圏を含め海外向けの展開も視野に入れていく予定。
スタート時には、アパレルブランド「moussy(マウジー)」や「snidel(スナイデル)」、「Emoda(エモダ)」、「Cecil McBee(セシルマクビー)」、「Topshop(トップショップ)」といった100以上のオフィシャルオンラインショップをそろえ、その内約20ショップは同社として新規の出店となる。各ショップと協力した取り組みを重視しており、競争率が高いマーケットにおいて「強化するのは取り扱いの広さよりも深さ。各ブランドや市場全体において、ECの付加価値を高めていきたい」(同・鳥山氏)という。今後はノベルティや限定アイテムなども積極的に開発していく計画で、「ショッピングの楽しさと使いやすさ」を強みに、一から「ファン作り」に取り組んでいく。
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