2013/01/14
プルミエール・ヴィジョン国際展示会部門トップにグリエルモ・オレアーロ氏、「ブランド化」目指す
2013/01/14
仏プルミエール・ヴィジョン社は、同社が主催するテキスタイル見本市「Premiere Vision(プルミエール・ヴィジョン)」のグローバル化に向けてインターナショナル・エキシビション・ディレクターの職を新設し、Guglielmo Olearo(グリエルモ・オレアーロ)氏を任命した。

Olearo氏は、トリノ工科大学(Politecnico di Torino)を卒業、Essec-MannheimビジネススクールでMBAを取得後、Arcelor-Mittal(アルセロール・ミタル)社でエリアセールスマネージャーに就任。2004年より米Arch Chemicals社の水再処理部門の欧州開発担当ディレクター、2010年より同社食品部門の欧州・中東・アフリカ担当主任を経て、2012年末、プルミエール・ヴィジョン社に移った。国際展示会の責任者として、「プルミエール・ヴィジョン」(テキスタイル)、「Expofil(エクスポフィル)」(ファイバー・ヤーン)、「Indigo(インディゴ)」(テキスタイルデザイン)、「Modamont(モード・アモン)」(服飾資材)、「Denim by PV(デニム・バイ・プルミエール・ヴィジョン)」(デニム)といった展示会の「ブランド化」を推進していく。
Olearo氏は、「各市場のニーズに応じた商品を提案することが目的」とコメント。「パリ本社のほか、世界12カ所にある支店と共にグローバル化アプローチを強化し、新たな開催国を模索していく」と話している。
「デニム・バイ・プルミエール・ヴィジョン」は2012年、訪問者数が過去最高に達した。1月15〜16日にはニューヨークで「プルミエール・ヴィジョン・プレビュー」が開催されるが、展示総数は13%増加する予定だという。パリで2月12〜14日に行われる「Premi?re Vision Pluriel(プルミエール・ヴィジョン・プリュリエル)」では、1736企業(12%増)が展示を行う。
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