AFP
2018/02/12
キャロリーナ・ヘレラが自身のブランドを退任 ヴェス・ゴードンが後継デザイナーに
AFP
2018/02/12
ベネズエラ出身のデザイナー、キャロリーナ・ヘレラ(Carolina Herrera)が自身のブランドを退任すると発表した。

オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la)やダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Fürstenberg)と並んでニューヨークのファッションシーンを代表する存在のキャロリーナ・ヘレラは、アメリカ的なエレガンスを体現してきた。
79歳になる彼女は退任し、31歳の若手アメリカ人デザイナー、ヴェス・ゴードン(Wes Gordon)にクリエイティブディレクター職を譲る。ゴードンはすでに1年近くコンサルタントとしてブランドに関わって来た。
ヴェス・ゴードンはロンドンのセントラルセントマーチンズで学んだ後、2009年に自身のブランドをスタートさせているが、昨年「キャロリーナ・ヘレラ」に携わるため休止を決定した。
キャロリーナ・ヘレラ本人は2016年、エルヴェ・ピエール(Hervé Pierre)の退任後に自身のブランドへと復帰している。
「オスカー・デ・ラ・レンタ」のデュオ、ローラ・キム(Laura Kim)とフェルナンド・ガルシア(Fernando Garcia)にも目を付けていたものの、二人は結局同メゾンのリブランドを手掛けることになった。
「私は引退するわけではありません」とニューヨークタイムズ紙に語ったヘレラ。今後は、自身のブランドのグローバルアンバサダーとして活動するつもりだという。
70年代には、自身もジェットセットやニューヨークのナイトライフを楽しんでいた彼女は、1981年に自分のブランドを立ち上げ、多くのセレブリティーを魅了した。
以来レッドカーペットの常連となり、アプレゲールスタイルをモダンに昇華し、普遍的でカラフル、プレイフルなファッションを提案している。
1995年にスペインのプーチ(Puig)グループが買収したが、売上高については一切明かしていない。
無断複製・無断転載禁止
© 2023 Agence France-Presse
この記事(もしくはこのページ全体)にある情報は、フランス通信社の権利下にあります。 フランス通信社の許可なくこれらの情報を複製・編集・転載・翻訳・商業利用・その他再利用することは硬く禁じられています。フランス通信社は、遅延・誤り・ 遺漏、あるいはこのページの情報を元に行われた行為やその結果に対して、一切の責任を負いかねます。