「ヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）」が、2022年のブライダルコレクションを発表した。オーダーメイド、クチュール、「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド（Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood）」の3コレクションで構成する。日本でも取り扱われる予定で、詳細は後日発表される。

　オーダーメイドでは、15着のドレスと9着のスタイリングアイテムを展開。透け感のある素材や、立体的なシルエットで仕上げた。このほか、ヴィヴィアン・ウエストウッド独自のパターンカッティングの技術や生地を採用。ミニヴィーナスドレスのコルセットやコラムドレスのシアーボディには、フローラルディテールをあしらった。

　クチュールは、芸術や文学に影響を与えた古代ギリシャから現代までの女性たちからインスピレーションを得たという。デザインにはクリスタルとパールの刺繍やシャンティレース、立体的な花のディテールを採用。パステルカラーのバラはレースとチュールのドレープに、シルクに忍ばせた恋文は透明なベールに刺繍した。

　アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッドでは、マリリン・モンロー（Marilyn Monroe）や1950年代のクラシックなルックから着想を得た砂時計型のシルエットなどを採用。ビーズチュールやホワイトシルクモワレ、ドレープシャンティレースを使用し、ホワイトフェザー、シルクタフタのリボン、パッチワークチュールのボレロで仕上げた。