クリスチャン・ディオール、ウィメンズ事業の新たなトップに元ロレアルのダミアン・ベルトラン氏

by

Dominique Muret

掲載日
2016/09/14

 　クリスチャン・ディオール・クチュールのウィメンズ事業の新ゼネラルマネージャーに、ダミアン・ベルトラン（Damien Bertrand）氏が決定した。昨年ディオール・オム（Dior Homme）プレジデントとなったセルジュ・ブランシュウィッグ（Serge Brunschwig）氏に続いての人事となる。

　ダミアン・ベルトラン氏はロレアル（L’Oréal）で18年間要職に就き、直近ではコンシューマープロダクツ事業のゼネラルマネージャーを務めていた。
 
　同氏はHECを卒業後、1998年にLVMHグループで「ゲラン（Guerlain）」のオーストラリア市場のマーケティングディレクターとしてキャリアをスタートした。「ブランド事業の拡大や、多国籍のチームを率いるマネージメントにおける経験も豊富で、『ディオール』をグローバルに発展させていくのに貢献してくれるだろう」とシドニー・トレダノ（Sidney Tolédano）CEO。

　また、アーティスティックディレクターにマリア・グラツィア・キウリ（Maria Grazia Chiuri ）を迎えた初のコレクションは、9月30日にパリで発表される。