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掲載日
2017/05/22
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クリスタルの「バカラ」身売り
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2017/05/22
2017/05/22
アメリカの投資会社スターウッド(Starwood)が、所有するフランス発のクリスタルブランド「バカラ(Baccarat)」を売却に出した。フランスのレゼコー(Les Echos)紙が報じた。

売却先としては、現在のところ中国系企業が最有力候補として挙がっている、とも同紙は伝えているが、具体的な名前は明かされていない。
「バカラ」はフランスのロレーヌ地方で1764年に創業、高級クリスタル製品で世界的に有名なブランドとなった。食器から照明器具、インテリア雑貨にアクセサリーといった商品を展開している。
500人の従業員を抱え、2016年の売上高は1億4800万ユーロ(約185億2300万円)。前年赤字だった損益は、16年には黒字に転じて220万ユーロ(約2億7500万円)となっている。
親会社のスターウッドは特に不動産業を専門とした投資ファンドで、テタンジェ(Taittinger)ファミリーから05年に「バカラ」を買収した。現在では「バカラ」の株式66.62%を保有している。残りの株は同じくアメリカのカッタートン・パートナーズ(Catterton Partners)が取得。
(2017年5月22日現在、1ユーロ=125円で換算)
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