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掲載日
2019/07/25
2019/07/25
モンクレール、4-6月は増収加速
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Reuters
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2019/07/25
2019/07/25
モンクレール(Moncler)の2019年第2四半期(4-6月)決算は、売上高が恒常為替レート換算で18%増加した。引き続き右肩上がりの業績に陰りは見えない。

2019年上期に関しては、売上高が13%増の5億7000万ユーロ(約685億7500万円)と、Refinitiv SmartEstimateのアナリスト予想平均5億6200万ユーロ(約676億700万円)をわずかに上回った。
上期の既存店売り上げは9%増加した。
同社は昨年から「モンクレール ジーニアス(Moncler Genius)」プロジェクトをスタートし、複数のデザイナーと協業したコレクションを毎月投入することで若い顧客層の取り込みを図る新しい戦略を打ち出した。
EBITDAは16%増の1億4360万ユーロ(約172億7800万円)で、1億3900万ユーロ(約167億2400万円)という予想を上回った。コア利益率は25.5%でほぼ前年並み。
レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼CEOは、下期に関しても楽観的な姿勢を示している。
「正しい道を歩んでいるという証拠だ」とアナリストに話したルッフィーニCEO。ロバート・エッグス(Robert Eggs)最高執行責任者によると、増収傾向が7月に入ってさらに拡大したという。
(2019年7月25日現在、1ユーロ=120円で換算)
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