fashionsnap
2019/11/04
ディオール、幹細胞の研究から生まれた新スキンケア「カプチュール トータル セル Engy」2020年1月発売
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2019/11/04
パルファン・クリスチャン・ディオールから、幹細胞の研究を生かした新スキンケアシリーズ「カプチュール トータル セル Engy(Capture Totale Cell Energy)」が登場する。新シリーズの発売は2020年1月10日を予定。

ディオール サイエンスは、加齢とともに減少するのは幹細胞の数ではなく、そこに潜在するエネルギーであることを新たに発見。潜在的なエネルギーを再活性化し、肌の原動力である幹細胞の再生力を全面的に回復させる新スキンケアシリーズとして「カプチュール トータル セル Engy」を開発した。ディオールは、ノーべル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授が所長を務める京都大学iPS細胞研究所(CiRA)との共同研究の開始を今年9月に発表するなど、幹細胞の研究に力を入れている。
「カプチュール トータル セル Engy」は、マダガスカル産のロンゴザ、ピオニー、ホワイトリリー、ハゴロモジャスミンの4つの花を組み合わせたフォーミュラの製品が揃う。目玉製品となる美容液「カプチュール トータル セル Engy スーパー セラム」(30mL/1万6,000円)は91%自然由来の成分がエネルギー不足の細胞に生命力を与え、ふっくらとしたハリのある肌へと導く。美容液のほか、洗顔料(150mL/6,200円)、化粧水(175mL/8,500円)、クリーム(50mL/1万6,000円)、アイケア(15mL/1万500円)が揃う。
肌や自然に優しいのも新シリーズの特徴。5アイテム全ての成分は80%以上自然由来となっており、シリコンや鉱物油、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)など安全性に少しでも懸念のある物質は含まれていない。パッケージは環境に配慮したものへと刷新。プラスチックを廃止し、パッケージにはリサイクル可能なガラスのみを使用。全体的に小型化を図り、シリーズ全体で厚紙の重量が25%削減された。外箱に使用された厚紙はFSC©(森林管理協議会)認定のもので再生可能、使用したインクは植物性のものとなっている。また、各パーツは分解可能で、リサイクルしやすい構造にこだわったという。
1月10日の全国発売に先駆けて、伊勢丹新宿店では1月2日から先行発売される予定。なお、カプチュール トータルの新ミューズには、自然保護に対する思いや内面から生まれる美といった価値観をディオールと共有するモデル ジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)が起用された。
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