
Bruno Joly
2016/03/14
ジェレミー・スコット「僕の役目は、ファッションにちょっとした楽しみを添えること」

Bruno Joly
2016/03/14
2013年末から「モスキーノ(Moschino)」でクリエイティブディレクターを務めるジェレミー・スコット(Jeremy Scott)。「サイベックス(Cybex)」から「アディダス(Adidas(Adidas)」まで様々なコラボレーションも手掛ける彼に、CNNがインタビュー。ファッション、ロンドン、そしてトップモデルのカーリー・クロス(Karlie Kloss)との友情などについても話した。
ポップカルチャーとアイコン
「アイコンは大好きだよ。僕のデザインや芸術表現の核となる部分だ。世界中の全く違う文化圏から集まった人たちが理解し合える、表現方法の一種だと思う。それに、僕はアメリカ人だし、DNAに刷り込まれているんじゃないかな」。
ファッションにおけるユーモアのセンス
「僕の役目は、ファッションにちょっとした楽しみを添えること。そしてワクワクするようなことを作り出して、限界に挑戦し、少しでも遠くへ行くこと。ファッション業界の人は皆真面目だよね。それに対して何かできるわけでもないし、仕方がない。だけど、例えばショーの間の10分間だけでも悩み事を忘れられるとしたら、素晴らしいことだと思うんだ」。
カーリー・クロスとの友情
「カーリーと僕には妙な共通点があってね。ミズーリ州出身なんだ。あまりファッショナブルだというイメージはない場所だけど。彼女は本当に素晴らしい女性だよ。育ちもマナーも信じられないくらい良いんだ」。
ロンドン
「ロンドンは大好き。メンズウェア発表の地に選んだのもそういう理由だ。友人もたくさんいるし、イギリスのメディアにもすごく支えられてる。自分の家にいるような感じがするんだ。すごくダイナミックな街で、一度住んでみたいと思うよ。自分の好きな恰好ができるし、エキセントリックな恰好をしていたってヤジを飛ばされることもないからね」。
パブリックイメージ
「僕の姿を見ると皆、すごく強い個性の持ち主だと思うんだ。僕の格好は目立つし、僕のクリエーションもそうだしね。テンションの高い奴でいることを期待されてるんだろうけど、実際は正反対なんだ。イメージとしては僕にぴったりだと思うよ」。
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