AFP
2019/07/18
リシュモン、第1四半期は12%の増収
AFP
2019/07/18
スイスのラグジュアリーコングロマリット、リシュモン(Richemont)が発表した2019-20年度第1四半期決算は、売上高12%増の37億ユーロ(約4473億800万円)を計上した。EC事業と香港を除くアジア地域がけん引したという。

オンライン以外の事業でも6%の増収があり、「カルティエ(Cartier)」が特に好調だった。
日本市場は国内需要もインバウンドも双方が堅調で売上高は6%伸びた。また、その他のアジア地域は中国がけん引し9%増。
しかし香港だけは例外で、現地通貨が観光消費に不利に作用したほか、中国政府への抗議でもが続いたことに打撃を受けた。具体的な減収率は発表されていない。ヨーロッパの売上は1%減となった。
カテゴリ別の収益を見ると、ジュエリーが7%増の18億ユーロ(約2176億8100万円)、ウォッチが2%減の8億2300万ユーロ(約995億3800万円)、そしてオンライン事業が56%増と大きく拡大し6億1200万ユーロ(約740億1900万円)を計上した。
ユークスネッタポルテ(Yoox Net-A-Porter)グループや「watchfinder.co.uk」などを買収し、ECの発展に力を入れてきたリシュモン。昨年10月には中国の大手アリババグループとの提携も発表した。
(2019年7月18日現在、1ユーロ=121円で換算)
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