fashionsnap
2016/05/01
文化学園が2色に染まる「ドレスコード登校日」区長も参加
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2016/05/01
学校法人文化学園で、学生が主体となって開催している「ドレスコード登校日」が6年目を迎えた。学生がテーマカラーに沿った服装で登校する一日で、今年は「レッド&ホワイト」。放課後には個性を競うコンテストが開催され、渋谷区長の長谷部健氏、デザイナー江角泰俊氏、RIP SLYMEのILMARI氏、湘南乃風の若旦那氏らが審査員を務めた。

「ドレスコード登校日」は、2011年から年に一度開催されてきた行事で、各回異なるテーマカラーでファッションが持つ豊かな個性を引き出し、学内から学外まで色鮮やかに染める。今回も多くの学生がテーマカラーを取り入れて登校し、ファッションショー形式のコンテストでは会場の遠藤記念館大ホールを紅白のカラーが埋め尽くした。
飛び入り参加を加えた27組は、自作のウェアや独自のスタイリングで全身フルコーディネートを披露。2色のみという制限を最大限に活かし、個性を競い合った。最優秀賞の10万円を獲得したのはニットデザイン科のチーム「編物倶楽部」で、全てニットで仕立てた独創的なフォルムやバランスが評価された。審査員もドレスコードを守り、長谷部区長は「普段はクールビズでノーネクタイ」だが、この日はスーツに白シャツと赤のネクタイを着用。文化服装学院出身デザイナーが手がける「リトルビッグ(Littlebig)」を着用したilmari氏は「皆すごく元気があったし個性が強くて刺激を受けた」と話し、私物の「ファセッタズム(Facetasm)」と「ミスター ジェントルマン(Mr. Gentleman)」に「ヴァンズ(Vans)」のヴィンテージスニーカーを合わせた若旦那氏は最後に歌をプレゼント。「文化がこんなに元気ならファッション界もきっと元気になる」と話した。
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