ゴーシャ・ルブチンスキー、ピッティでショーを開催

 イタリア・フィレンツェで開催中のメンズ展示会「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」で、「コムデギャルソン(Comme des Garçons)」のサポートするロシア人若手デザイナー、ゴーシャ・ルブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)がランウェイショーを行った。

Pitti Immagine

 ピッティ・ウオモの特別ゲストの一人に選ばれたゴーシャ・ルブチンスキーのショーは、フィレンツェ郊外にある1930年代の廃工場が会場に。
 
 昨年春には同地で短編映画「The day of my death」の撮影も行っており、Renata Litvinovaが撮影したこの映像もショーの後に上映された。
 
 ルブチンスキーがインスタグラム上でスカウトしたモデル40人は、皆短く刈った髪にバッドボーイ風のいで立ちで統一されていた。

Pitti Immagine
 
 ローマ郊外の男娼を描いたパゾリーニの小説『生命ある若者』にインスパイアされた17年春夏コレクションは、スニーカーやジョガーパンツ、スウェットにメタルのチェーンを首に巻いたスタイリングが印象的だった。
 
 ルブチンスキーのクリエーションの根底には、ソビエト崩壊後のロシアがある。それがモスクワの若者文化と結びつき、エレガントなスポーツテイストと、写真や映画と言ったアートからの影響が加わったスタイルが特徴だ。

Pitti Immagine (photo Giovanni Giannoni)

 ほとんどミニマルとも感じられる今回のコレクションにも、前シーズンと同様、スポーツブランドへのオマージュ的要素を見てとることができる。今季は「フィラ(Fila)」、「セルジオ・タッキーニ(Sergio Tacchini)」、 「カッパ(Kappa)」といったイタリアンブランドのパロディが。
 
 「リーバイス(Levi’s)」のクラシックなモデルを再解釈したコーデュロイのジャケットやパンツ、オーバーサイズのボーダープルオーバーに、切りっぱなしのバミューダを合わせ、カルト的ブランドの名に恥じぬバッドボーイなワードローブを表現した。

 

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