×
261
求人
PATAGONIA
ホールセール部門:セールス レップ_西日本担当
正社員 · 横浜市
PATAGONIA
IT Director
正社員 · 神奈川県
PATAGONIA
ホールセール部門:ディーラーサービススタッフ
正社員 · 神奈川県
PATAGONIA
ホールセール部門:セールス レップ_東日本担当
正社員 · 神奈川県
ADIDAS
Manager, Human Resources Business Partnering
正社員 · TOKYO
QVC
sr IT Project Manager
正社員 · CHIBA
QVC
Program Planner / プランニング&プログラミング部門 番組編成 プログラムプランナー
正社員 · CHIBA
ADIDAS
Manager Key Account (Lifestyle)
正社員 · TOKYO
CROCS
Marketplace Specialist, E-Commerce
正社員 ·
ADIDAS
Manager Assortment Planning, Concept to Consumer, Brand Adidas
正社員 · TOKYO
NEWELL
Sales Representative - Aprica
正社員 · OSAKA
NEWELL
Senior Manager, Ecommerce
正社員 · MINATO CITY
L'OREAL GROUP
Japan Group Product Manager (Ldb, la Roche-Posay)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan D2C Ecommerce & Digital Services Project Manager (Shu Uemura International)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Trade Marketing Project Manager (Luxe)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Product Manager (Luxe, Ysl)
正社員 · Tokyo
ESTÉE LAUDER
Demand & Execution Planning Senior Manager
正社員 · Chiyoda City
L'OREAL GROUP
Japan Purchasing Excellence Mgr/ Lead (Indirect Purchasing)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Brand Contents Manager (Shu Uemura International)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Area Customer Manager (sp/Variety) (Takami)
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
Japan Privacy & Legal Counsel
正社員 · Tokyo
L'OREAL GROUP
E-Business Manager / Specialist (Takami)
正社員 · Tokyo
掲載日
2017/04/24
シェアする
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
印刷
テキストサイズ
aA+ aA-

レンツォ・ロッソに聞く「ディーゼル」、ナオミ・キャンベルとチャリティコレクションやリブランドについて

掲載日
2017/04/24

  「ディーゼル(Diesel)」は、アフリカへの支援を行うナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)と共同で、チャリティカプセルコレクション「チャイルド・アット・ハート(Child At Heart)」をローンチした。創始者でOTBグループ会長のレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)は、「ファッションは人の目に触れる機会が多いから、簡単に宣伝することができる。だからこそ支援の手を差し伸べるべきなんだ。我々は様々な恩恵を受けているのだから、何らかの形で返さなくてはいけない」と語っている。


 二コラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)がクリエイティブディレクターを務める「ディーゼル」は、現在慎重にリブランドを進めている最中だ。そんな中でスタートした同コレクションでは、Tシャツ、スウェット、フーディーといったアイテムにナオミ・キャンベルのチャリティプロジェクトのシンボルであるマルチハートをあしらった。キャンベルは、1993年から「ネルソン・マンデラ子供基金(Nelson Mandela Children's Fund)」と協業している。今回のコレクションのデザインは、イタリアのヴェネト州にある「ディーゼル」本社にある保育所の子供たちが描いたものだ。
 
 「レンツォと協力すれば、本当に多くの人に知ってもらえるし、アフリカの子供たちをたくさん助けることができるわ」とキャンベル。カンヌ映画祭期間中の5月21日、同地で大規模なランウェイショーと400人を招いたVIPチャリティディナーを行う予定だ。

 ミラノで米国エイズ研究財団(amfAR)のディナー中、二コラ・フォルミケッティとの会話の中で「ディーゼル」とのプロジェクトを考え付いたというキャンベル。フォルミケッティも、「次の瞬間、ナオミはもうステージで発表していたんだよ!すぐに公式なプロジェクトになったね」と笑う。
 
 ロッソは、ミレニアル世代に対し、環境汚染や不正と戦うグローバルコミュニティの一員であるという意識が強いという見方を示す。彼らは、サステナビリティ(持続可能性)と行動を基準に人や企業を評価するという。


 「ミレニアル世代は、人類が地球すべてを駄目にしてしまう可能性があると認識している」とロッソ。同氏の経営するOTBグループは「マルニ(Marni)」、「ヴィクター&ロルフ(Viktor&Rolf)」、「メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)」といったブランドを傘下に収め、年間売上高は15億ユーロにも及ぶが、そうした資金を背景に、ロッソは15年以上にわたってアフリカの様々なプロジェクトに投資してきた。マリの村にインフラや衛生施設、インターネットポイントを供給したり、あるいはベルギー発の団体Apopoを通じてアフリカオニネズミを用いた地雷撤去事業に資金を提供したりといった活動も含まれる。
 
 「モザンビークやタンザニアの土地4万5000ヘクタールから地雷を除去し、農地に還元したと話すのは、OTB財団を監修するアリアナ・アレッシ(Arianna Alessi)だ。最近では、バナナの木の廃材から精製した繊維を用いて安価な生理用品を作るというインドのプロジェクトを支援しており、僻地の若い女性を学校に通わせる助けにもなるという。すでに10校で3000人以上が同製品を使用している。
 
 他にも、「ディーゼル」ブランドの立て直しにも注力しているロッソは、より高級な路線にリブランドを図りつつ、店舗の移転も行う。ニューヨークの旗艦店も、5番街からマディソン街に移したばかりだ。
 
 「5番街は降下の一途だからね!」とロッソ。ライセンス事業や庶民的なデパートでの展開も中止し、「ディーゼル」のグローバルな販売網を整理している。
 
 「苦しい数字が出ている。売上高も2億ユーロ(約239億5400万円)ほど減少したしね。取り扱い商品の価格が安かったり、庶民的なデパートでの展開は止めた。それから、(マスマーケットECの)『ツァランド(Zalando)』への卸も50%削っている。前は、値下げ、値下げ、また値下げ、という感じで、今では全く売上にならない」と明かす。
  
 カプセルコレクションは世界各国145店舗で展開予定で、キャンペーンはジャンパオロ・スグーラ(Giampaolo Sgura)が撮影した。キャンペーンイメージには、キャンベル、フォルミケッティの他に、音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズと女優のナスターシャ・キンスキーの娘であるモデルケニヤ・キンスキー・ジョーンズ(Kenya Kinski-Jones)や、ロバート・デ・ニーロとトウキー・スミスの息子アーロン・デ・ニーロ(Aaron De Niro)なども出演している。

 
(2017年4月24日現在、1ユーロ=120円で換算)
 

不許複製・禁無断転載
© 2023 FashionNetwork.com