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2018/06/11
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ロンドン メンズ総括:ストリートからサヴィル・ロウまで、ブリティッシュファッションが凝縮

掲載日
2018/06/11

  ロンドン メンズファッションウィーク19年春夏コレクションが6月11日に幕を閉じた。「ヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivienne Westwood)」、「グレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)」、「クレイグ・グリーン(Graig Green)」といったブランドは不在だったが、イタリアから初参加を果たした「アイスバーグ(Iceberg)」をはじめ、「ア コールド ウォール(A-Cold-Wall)」や「チャールズ・ジェフリー ラバーボーイ(Charles Jeffrey Loverboy)」といった注目の若手の参加で盛況となった。

Chalayan SS 2019 - © PixelFormula

 
  「確かに今シーズンは有名ブランドがいくつか不在となりました。しかし、その分素晴らしい若手の活躍が目立っています」と英国ファッション協議会(British Fashion Council)(以下、BFC)のキャロライン・ラッシュ(Caroline Rush)会長。ロンドン ファッションウィークを主催するBFCは、先日デヴィッド・ベッカム(David Beckham)をアンバサダー・プレジデントに迎えたばかりだ。
 
 ベッカムは、サヴィル・ロウの老舗テーラー「ケント・アンド・カーウェン(Kent & Curwen)」の共同オーナーにもなっており、協業してランウェイショーを行なっているほか、優秀若手デザイナーの表彰も担当。「ここでは、各機関が若手デザイナーたちに大きな支援を行なっています。彼らのクリエイティビティは素晴らしい」とメディア向け昼食会の場で語った。

 今シーズンBFCのサポート対象として選ばれたのは、イタリア出身のルカ・マルケット(Luca Marchetto)とイギリス人のジョーダン・ボーウェン(Jordan Bowen)による「ジョーダンルカ(JordanLuca)」だ。「きちんとした支援を受けられていると感じる。ショールーム参加だけでなく、BFCはメディア関係者やバイヤーにも引き合わせてくれるんだ」とルカ・マルケット。
 
 今季はストリート、スポーツ、テーラードが混ざり合い、ロンドン メンズはまさにブリティッシュファッションの縮図といった様相を呈していた。従来と比べ意外性に欠けるところはあったが、この時期はバイヤーの予算も潤沢で、その分"売れそう"なアイテムが目立った。

David Beckham(左)と BFC Caroline Rush(右) - Photo Darren Gerrish/BFC/Getty Images

 
 特にサヴィル・ロウの伝統的なテーラード技術は様々なコレクションに登場。「オリヴァー・スペンサー(Oliver Spencer)」は、スーツやバミューダのセットアップ、トレンチといったアイテムを、グレンチェック、千鳥格子などトラッドなモチーフを用いつつ軽やかに昇華してみせた。首の周りにはフラワーネックレスやスカーフを巻き、シャツの裾を出したり前をルーズに開けたりとスタイリングにもリラックスしたムードが漂う。足元はもちろん、素足にスリッポンというスタイルだ。
 
 「チャラヤン(Chalayan)」でもやはり見事なカッティングが目を引いたが、こちらは凝った構造の衣服で魅せた。ミニマルでありながら新鮮なディテールが目を引くコレクションでは、大きくラペルが交差したトレンチや、洋服のポケットと一体化したバッグ、大きなベルトやコードを通してジャケットのシルエットを整えるデザインも面白い。
 
 また、クチュール的な要素で際立っていたブランドもあった。「アレックス・ムリンズ(Alex Mullins)」はクリエイティブなやり方でスーツを再解釈し、「エドワード・クラッチリー(Edward Crutchley)」はオリエンタルなインスピレーションと歴史的なテーマを横断してみせた。ウールやモヘア、シルクといったラグジュアリーな素材が、クラッチリーの手にかかればしなやかに風をはらむ。クラシックなメンズのテーラードジャケットも、オーバーサイズにノースリーブのシルエットで提案し、着物のようにベルトで留める合わせを採用した。
 
 「ダニエル・W・フレッチャー(Daniel W. Fletcher)」の場合も同様で、トラディショナルなメンズワードローブを新世代の文脈に置き直している。

Cottweiler SS 2019 - © PixelFormula


 スポーツとストリートはやはり今シーズンのロンドンでも健在で、マシュー・ミラー(Matthew Miller)の「ア コールド ウォール」や「クリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)」のほか、ベン・コットレル(Ben Cottrel)とマシュー・デインティ(Matthew Dainty)による「コットワイラー(Cottweiler)」も精神性のあるスポーツウェアを披露した。
 
  ヒップホップな世界観が特徴の「リアム・ホッジス(Liam Hodges)」は、ラスベガスに着想を得たコレクションにハワイアンモチーフを落とし込み、チェックのパジャマスーツ、バイカラーパンツ、レオパード柄のバミューダやパッチワークトラウザーズなどを提案。ユースカルチャーが集まるカムデンで野外ランウェイを見せた「マーティン・ローズ(Martine Rose)」にも、同様のミックスアンドマッチなリラックス感が見られた。
 
 

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