ユニクロが、11月11日にアリババ・グループのネット通販サイト「Tモール（天猫商城）」で行われた24時間限定セール「シングルデー」で約1億米ドル（13日のレートで約122.75億円）を売り上げた。昨年の2倍に相当する販売額で、全業態では4位、アパレル部門では2年連続の1位を記録している。

　今回のセールでユニクロは、ヒートテックやウルトラライトダウン、フリースなど、秋冬商品の大部分を値引き価格で販売。全業態4位は、小米（Xiaomi）、華為（Huawei）、蘇寧（Suning）に次ぐ順位で、世界最大の生産シェアを誇る中国家電メーカーのハイアール（Haier）よりも上位にランクインしている。今後もユニクロではグローバルに出店を拡大すると共に、積極的にデジタル化を進め、インターネットビジネスの強化と売上向上を目指すという。