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掲載日
2018/09/03
2018/09/03
京東商城(JD.com)CEO、米ミネソタで事情聴取
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2018/09/03
2018/09/03
中国で大手ECを展開する京東商城(JD.com)のリチャード・リュー(Richard Liu)CEOが8月31日、アメリカのミネソタ州にて「不適切な行為」をした疑いで事情聴取を受けていたことが分かった。同氏は数時間後に退去を許されたという。また、9月2日に会社側が発表した声明では、容疑が誤解であったと説明されている。

「ビジネスで渡米していたリュー氏は、滞在中にミネソタ州警察により事情聴取を受けましたが、容疑は全くいわれのないものでした」と京東商城。「現地警察も、リュー氏への疑いに関する事実関係が確認できないと即座に判断し、同氏は業務に復帰した」としている。
グループ側はそれ以上の詳細については触れておらず、現在のところリチャード・リュー氏はロイター通信の取材に応じていない。
一方で、警察側の発表では、捜査は継続して行われているという。「現在捜査中であるため、告訴するか否かはわからない」とミネアポリス警察のジョン・エルダー(John Elder)広報官はロイターに話した。
フォーブス誌によると、リュー氏の総資産は推定79億ドル(約8800億円)に上る。中国ではアリババ(阿里巴巴集団)と並ぶ企業である京東商城は、米ウォルマート(Walmart)、グーグル(Google)、テンセント(Tencent Holdings)(騰訊控股)などと提携している。
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