2013/06/26
コーチ、新クリエイティブディレクターにロエベのスチュアート・ヴィヴァースを任命
2013/06/26
「Coach(コーチ)」が、クリエイティブディレクターに英国人のStuart Vevers(スチュアート・ヴィヴァース)を任命したことを発表した。現在クリエイティブディレクターを務めるReed Krakhoff(リード・クラッコフ)は数週間前、2014年6月に同職を退任し、自身が展開するブランドに注力する意向を明らかにしていた。
「コーチ」会長兼CEOのLew Frankfort(ルー・フランクフォート)氏は、「スチュアート・ヴィヴァースにクリエイティブチームを任せることを非常に嬉しく思う」とコメント。「コーチの事業全般、特にデザインにおいて、豊富な知識や経験を役立ててくれるだろう」と話した。

スチュアート・ヴィヴァースは英国のウエストミンスター大学を卒業後、「Calvin Klein (カルバン・クライン)」に入社。「Bottega Veneta(ボッテガ・ヴェネタ)」や「Givenchy(ジバンシィ)」、「Louis Vuitton(ルイ・ ヴィトン)」での要職を経て、2005年に「Mulberry(マルベリー)」のクリエイティブディレクターに就任した。また、2006年にはブリティッシュ・ファッション・カウンシルのアクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。2008年からは「Loewe」のクリエイティブディレクターを務めていた。
コーチ移籍後は、ウィメンズおよびメンズのデザイン、ブランドイメージ、店舗コンセプトなど、「コーチ」ブランドのクリエイティブ活動全般に関わるという。
「コーチ」は今後、ウィメンズ&メンズのプレタポルテ事業をスタートする意向を示している。今回のヴィヴァース起用により、レザーグッズブランドから脱した「マルベリー」や「ロエベ」に続きたいところだ。
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