デザイナーのマーク・ジェイコブス（Marc Jacobs）が、母校であるパーソンズ美術大学からファッション界への貢献を評価され賞を授与されることがわかった。5月19日に開催される、第67回パーソンズ・ファッション・ベネフィットで授賞式が執り行われ、アナ・ウィンター（Anna Wintour）がプレゼンターを務める。

　毎年恒例のパーソンズ・ファッション・ベネフィットは、学生奨学金や大学運営のための資金集めを目的としたイベントで、同校で80年弱の歴史がある伝統行事。マーク・ジェイコブスが同校から賞を授与されるのは、1984年の卒業ランウェイでその年の首席賞であるデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞以来2度目となる。また、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループも若手ファッションクリエーターの育成・支援を目的として2013年に設立された「LVMH Young Designer Prize」への取り組みが評価され、表彰される。