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Reuters
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掲載日
2018/03/16
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ナイキ、ブランドプレジデントのトレバー・エドワーズが退任 職場の苦情調査を開始
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2018/03/16
2018/03/16
ナイキ(Nike)のトレバー・エドワーズ(Trevor Edwards)ブランドプレジデントが即時退任するという。同氏は8月に退社することも発表されている。

ウォールトリートジャーナル紙によると、今回の退任はマーク・パーカー(Mark Parker)CEOによる社内文書で発表されたということで、同文書には「我々の核となる価値観である、寛容、敬意、エンパワーメントに沿わない行為があった」との報告をここ数週間で受けていたとも記されているという。
CEOは具体的な苦情の内容を明かしてはおらず、同件がエドワーズ氏や他の幹部に関係するものかも定かではない。
ナイキの広報担当はウォールストリートジャーナル紙に対し、エドワーズ氏に対する申し立ては無かったと話している。なお、すでに同社の営業時間は終了しており、ロイターは現在のところコメントを得られていない。
社内文書では、現在人事システムを見直し、増えつつある内部の苦情に対応しているとも述べられているという。
トレバー・エドワーズ退任は3月15日に発表され、エリオット・ヒル(Elliott Hill)がコンシューマー&マーケットプレイス部門のプレジデントとして引き継いだ。
マーク・パーカーCEO兼会長は2020年以降も同職を続ける予定だ
1年ほど前からナイキは経営陣の再編を行っており、6つあったセグメントも4つに整理して合理化を行った。また、シューズのモデル数も4分の1を削り、従業員の2%を解雇している。エドワーズ氏はこうした再編事業を担当していた。
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