ミラノ ファッションウィーク、1日延長で充実したシーズンに

 ミラノ ファッションウィークが9月18日~24日の期間開催される。先シーズンと比べて会期も1日延長されたが、初日である18日は特にスペシャルイベントが行われた。

Emilio Pucci - © PixelFormula

 パリでショーを行う「グッチ(Gucci)」や先シーズン一度きりの参加を果たした「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」など13ブランドが不在となるが、新規に参加するブランドとしては、「アニオナ(Agnona)」、「フィラ(Fila)」、「A.F. ヴァンデヴォルスト(A.F. Vandevorst)」、「GCDS」、「Act n°1」、「Ultràchic」、「チカキサダ(Chika Kisada)」、「ティツィアーノ・グアルディーニ(Tiziano Guardini)」の8組が名を連ねる。また、経営陣を刷新してリスタートした「ビブロス(Byblos)」、ロンドンからカムバックした「アイスバーグ(Iceberg)」、ニューヨークから帰還した「フィリップ・プレイン(Philipp Plein)」といった顔ぶれも。
 
 「モンクレール(Moncler)」のプレゼンテーションで幕を開ける今季のミラノ ファッションウィーク。初日には、2016年に中国企業Redstoneに買収されたイタリア発のクチュールメゾン「Curiel Couture」が初のショーを披露するほか、1928年に設立し90周年を迎える「Luisa Spagnoli」のランウェイデビューも見逃せない。
 
 同じく18日にミラノ・トリエンナーレでの回顧展を封切りする「フィラ」は、アントニーノ・イングラショッタ(Antonino Ingrasciotta)とジョゼフ・グレーゼル(Joseph Graesel)がクリエイティブディレクターに就任してから初となるコレクションを披露する。
 
 19日からは従来のスケジュールが予定されており、合計59のランウェイショーが行われ165のコレクションが公式日程内で発表される。それに加えて、82のプレゼンテーションと44のイベントも。23日の「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」のほか、「Maryling」、「Giada」、「Elisabetta Franchi」、「Raffaela D’Angelo」、そして「Fashion Shenzhen」プロジェクトの一環として中国ブランドのショーなども、非公式の"オフ"スケジュールで行われる。

Luca Lin & Galib Gassanoff - DR

 22日には、パリから発表の場を移してきた「A.F. ヴァンデヴォルスト」のランウェイが予定されており、ブランド20周年ということもあって注目を集めている。また、「エンポリオ・アルマーニ(Emporio Armani)」は20日、リナーテ空港の格納庫でウィメンズ・メンズ合同の大規模なショーを開催する。「ジル・サンダー(Jil Sander)」もユニークな会場を選び、かつて菓子パン工場として使われていた空間でコレクションを披露するという。
 
 イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)(CNMI)が、エコエイジ(Eco-Age)と主催するサステナブルファッション賞「グリーンカーペット・ファッションアワード イタリア(Green Carpet Fashion Awards Italia)」の第2回授賞式も忘れてはいけない。
 
 他にも、「ホワイトミ・ラノ(White Milano)」、「Super」といった見本市のほか、「エトロ(Etro)」の「ジェネレーション・ペイズリー展(Generation Paisley)」やアルマーニ・シーロス(Armani Silos)でのサラ・ムーン(Sarah Moon)展といった展覧会も多く企画されている。
 
 「プラダ(Prada)」、「フェンディ(Fendi)」、「モスキーノ(Moschino)」、「ヴェルサーチェ(Versace)」、「ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)」、「サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」といった有名どころだけでなく、若手デザイナーの参加も目立つ。
 
 昨年「Who is On Next ? 」賞を受賞した「Act n°1」は、中国系のLuca Linとジョージアで幼少期を過ごしたアゼルバイジャン出身のGalib Gassanoffが2016年に立ち上げたブランドで、様々な文化をミックスしたデザインが特徴だ。

Tiziano Guardini - tizianoguardini.com - tizianoguardini.com

 また、エコなクリエーションを掲げるイタリアの若手「ティツィアーノ・ガルディーニ(Tiziano Guardini)」は、前回の「グリーン・カーペット」でチャレンジ賞を受賞しており、ハイパーフェミニンなスタイルを通して自然への賛辞を表現している。日本からは、元バレエダンサーの幾左田千佳が手掛ける「チカキサダ」が参加。そしてストリートウェアブランド「GCDS」はミラノ メンズからの移動組だ。
 
 さらに、老舗ブランド「アニオナ」や、ミラノに店舗をオープンしたばかりの「Ultràchic」のショーも見逃せない。
 
 「Albino Teodoro」、「Lucio Vanotti」、「ヴィオネ(Vionnet)」、「エミリオ・プッチ(Emilio Pucci)」、「オジュールルジュール(Au Jour Le Jour)」などは、今季はショーではなくプレゼンテーション形式でコレクションを発表する。
 
 「Christian Pellizzari」、「トラサルディ(Trussardi)」、「エンジェル・チェン(Angel Chen)」、「Piccione.Piccione」は欠席となり、アーティスティックディレクターのアレッサンドロ・デ・ベネデッティ(Alessandro De Benedetti)が去った「ミラ・ショーン(Mila Schön)」も今季はスキップする。また、2014年に中国企業Shenzhen Marisfrolgに買収された「クリツィア(Krizia)」も再編が続く中コレクション発表は休止している。
 
 フィナーレとなる24日は、イタリア人デザイナーのフェデリコ・ピアッジ(Federico Piaggi)が手掛ける中国ブランド「Jessie」が中国国外で初めて行うショーが予定されている。
 
 

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